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#059「リノベーションで受け継がれる我が家」H様邸(岐阜県高山市)

曾祖父から四代にわたって紡いできた民家という趣。それを残したいからあえて現代建築にこだわって。趣にあわせて使いたい古材を残す。
それをどうやったら現代的な家の内に生かせるのだろうか。 設計士にとっては一番の悩みであり、施主さんにとっては一番の楽しみでもありました。。

【インタビュアー/馳 純】



家創りを始めるにあたってどんな事から始めましたか?

おじいちゃんのそのまた上のお父さんは曾祖父って言いますが、わが家は曾祖父と祖父母、そして私たち夫婦に子どもが3人。みんなで8人の家族です。
ずっと昔、曾祖父が民家を奥深い里山へ移築してから、この地に根を降ろしていました。
私の代から別棟になりましたが、曾祖父からひい孫までが一緒に暮らせる新しい母屋を作ろう。それが私たちの家づくりのスタートでした。

建築会社を選ぶまでの経緯と、シードックホームに依頼しようと思った経緯を教えて下さい。

私(奥様)の友人が同じような里山に家を新築しまして、それを機にシードックさんの見学会へ主人と行ってデザインに一目惚れしたんです。
それ以降もシードッグさんが建てられる住まいは、大きな吹き抜けやモールが入った切り返しがある壁のデザインや間接照明が放つやわらかな灯り。
さらには四角い空間の中に柔らかなカーブをとけ込ませるなど、大胆でありながらどこか繊細なデザインに惹かれていました。

なぜ新築ではなく、古民家再生リノベーションと言う選択をされたのか?その決め手は?

 もともと、両親はすべてをゼロにし、まったく新しい家づくりがいいと。
しかし、僕や家内は生きてきた証のようなものが消えるのが「もったいない」と思っていました。
それで、ただ新しいだけでなく、そこに古い部分が「つなぎ・紡ぐもの」として生きるのではないかと思い、古民家再生に踏み切りました。
シードッグさんは古民家再生のノウハウが充実しており、現代的な空間にとけ込む古材の梁が、モダンなやさしさをかもし出して大変気に入っています。

打ち合わせをする中で、シードックホームからの提案やアドバイスで参考になったコトを教えて下さい。

シードッグさんが手がけられた古民家や現代建築の実例を見てきていますから、わが家の場合は「多分こうなるんだろうな」という想像ができました。
ほぼ想像どおりでしたよ。
リクエストは家族が全員で食事ができるスペースの確保。それも椅子ではなく畳!さらに掘りゴタツように楽に座れるもの。
家内はキッチンスペースの他に手仕事ができるテーブルを同じフロアに。こうした希望をじっさいに絵にしてくれたのはシードックさんでしたから、それ辺りが提案といえば提案ですね。

古民家再生リフォーム後、以前のお住まいと比べてどんな処が変わりましたか?

屋根の勾配は昔のままではなくほぼ片屋根に近いものを。2階部分の天井をかなり高くしてもらいました。
昔は2階で蚕を飼っていたようで、頭を下げて歩かないと梁に頭をぶつけてしまうほど低かったのです。
もともと、私達や子どもは別棟でしたから、母屋の不便な暮らしは体験していませんが、家族8人が集うリビング・ダイニングの吹き抜けや古材の梁にその良さを十分に活かしてもらいました。別棟にはなかったモダンさと広さ。以前にはない楽しさが生れました!

完成後の間取りやデザインなど気に入っている所を教えて下さい。

2階には私たちや子どもが憩えるリビングを作って頂きました。それぞれの部屋へ行く3人の子供部屋はリビングが関所になり、
必ずここを通らないと行けない様になっています。
ほかは私たちの寝室の梁。すべて古材です。部屋の端へ行くほど天井が狭くなるんですが、その狭い空間を間仕切って収納スペースもいくつか作って頂きました。部屋の隅は多少の圧迫感はあるのですが、独特な雰囲気があって癒されます。それと減築によって生まれた1階の8帖のスペースはサンルーム専用に。
わんぱく坊主3人を含め、家族8人のお洗濯を担当する祖母には、 使い勝手のいいサンルームを作ってあげたかったのです。

工事が終わって、シードックホームに依頼して良かったと思った点を教えて下さい!

昔の家の造りや古材を受け継ぐという暮らしをシードッグさんはよく理解していまして、安心感を抱きました。
この家は外観だけを見たら「どこが古民家再生なの?」と思われるほど現代的です。
ところが玄関を抜け、リビングに入るとそこは、どことなく、いにしえの雰囲気がかもし出されています。
いかにも古民家を再生したという感じはないのですが、新旧のバランスにセンスが感じられますね。

古民家再生を考えている方へメッセージをお願いします!

人生をもう一度考え、生き直すための決断といったら大げさだけど、生家の空間を再生するって、フツウの新築のケースとは大きく違います。
使える柱だけが残った取り壊し風景を見ていたら、古民家再生はモダンでステキ、なんて思いが消し飛んでしまうほど不安でした。本当にうまくいくのかと。
しかし、シードックさんは色々な実例を体験していますから膝を割ってオープンに相談してみてはどうでしょうか。

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