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#050「幸せな人生につながる家づくり。」 S様邸(岐阜県高山市)

連なるポプラ並木が黄金色に輝き、樹々の形をしたシルエットが、牧草地に影を落とす。農道の手前にはリンゴ畑。その先には柵が見え、牛が三頭のんびりと牧草を食べている
家に居ながらにして眺める「黄昏どきの牧場」はまるで額の中の絵を見ているで、依頼主のSさんがいちばん大切にした着心地のよさがここにある。
「本当に安らげて、時間がゆっくりと流れる家をつくりたい」と願う、依頼主の思いを、間取りや気づかない細部でこだわりぬいていく。

【インタビュアー/馳 純】



家を建てようと思ったきっかけは?

結婚して8ケ月なんです。
新婚気分がまだ抜けやらぬうちに、家を新築したわけですから、驚かれるのは無理ありません。
今、町の中にアパートを借りていますが、月々の家賃を考えるとやはりもったいない。妻も働いていますので何とか頑張ろうと、結婚式までには土地だけでも探しておこうと思ったんです。

建築会社を選ぶ経緯を教えてください。

妻の友人の見学会がきっかけで、シードックさんから土地を紹介して戴いたのです。けっこう魅力的な価格でした。
問題はこの土地の上に建てる器なのですが、「家の中にいることが楽しくなる家」みたいなものを望んでいまして、シードックさんのHPでいろいろな建築例を見ました。いろいろな楽しさが具体的な形になっていてとても魅力でしたね。

土地をえらぶ経緯と、どんな事を基準にして、現在の土地を決めたか?

最初に決めたところは三方位が家に囲まれる場所で、建てれば窮屈になることはわかっていました。もちろんロケーションを楽しむのは無理でしたね。「ウッドデッキでハンモックを吊って、夕日をあびながらうたた寝がこの人の夢だったの」照れるご主人の隣りで、奥さんが笑う。手付けまで払った土地をキャンセルさせたのは、丘陵地の分譲地。これ以上、家は建たないという西側の奥からは農業高校の牧場が見下ろせ、南側にも遮るものがないという好立地。「私の夢がここなら実現しそう」とシードックさんにさっそくお願いし、土地を購入しました。

どんな暮らしがしたかったか、それを実現するためにどんなことにこだわったか。

主人は考えだすとどんどん行っちゃうタイプで、帰宅後毎日方眼紙に間取り図を描いていました。その数、何百枚。途中で間取りソフトを見つけると、今度はパソコンで間取り図を。その中から何十枚かをもってシードックさんと初の打ち合わせにむかったんです。
「家って住めればいい」なんていう程度の大雑把な私でしたが、主人を見て、考えが変わりました。僕は細部にこだわった。和のティストが好きで2階のコーナーの取水鉢。本来、こういうところに取水鉢はないのですが、インテリアの一部にしたかったんです。
滋賀県の信楽焼の窯元まで尋ねていって探し求めた鉢で、台座は古川町の木材屋で探した一枚のケヤキ板なんです。リビングの石の壁は岐阜のINAXまで行って決めました。居酒屋ティスとの掘りごたつ式のダイニングや、ガラス戸を開けて繋がるウッドデッキは「本当に安らげて、ゆっくりと時間が流れる家」という潜在な私の夢を、シードックさんに引き出してもらったという感じですね。

シードックに依頼しようとした決め手は

僕の中では二つありました。一つは「アイシネン」。
もうひとつはリビングの石板を薄く積み上げた壁面です。「アイシネン」による発泡性の吹き付け断熱は寒冷地のカナダの技術だそうで、家の三面すべてを完全に発泡断熱材で密封してしまうというもの。施工例で実物を見て、これにしようと迷わず決めました。
センスというのは真似だけでは身につきません。シードックさんの感覚は細部にありって感じで、間接照明やちょっとしたコーナに 使うクロスひとつにしてもセンスがあります。ぼくたちでは想像もつかないようなお洒落な発想が、石板の壁面もふくめて随所に生かされ、とても気に入っています。

完成したわが家のなかで気に入っているところを教えてください。

キッチンと掘りごたつ式のダイニングは対面になっていますが、ウッドデッキ側の窓側からもダイニングへ来られるように、両方に動線を設けてくれたこと。
洗濯機やバスルームの空間がキッチンに隣接。
洗濯物はキッチンからウッドデッキへと、家事での移動が少ないのがうれしい。
ヘルパーの仕事をしていると、帰ってからバタンとなるのですが、1フロワーに間仕切りなしで寝室と和室を併設してもらいました。女性の視点がかなり設計に生かされていると思いますよ。

工事が終わって、シードックに決めてよかったと思う点がありましたら、教えてください

「本当に安らげて、ゆっくりと時間が流れる家」。
言えばこれだけのものなのですが、抽象的な思いを具体的に形に。それも気に入った風にするのはなかなかむつかしい。選択肢が多い中で選び、それが日を追うごとに形になって見えだすと、「シードックさんに決めてよかったなぁ」と思いましたね。政井さんや嶋田さんが土地をはじめ、完成までいろいろと親身になってくれたこと、とても感謝しています。

これから工事をはじめる方へ

「家は住めりゃいい」なんて言う私が助言するのはおかしいですが、間取り図を何枚も描いていた主人の背中を見てきましたから、わからないなりにもまずは形にしてみる。その努力は必要ですね。描いているうちにしっくりなじむ家のイメージが見えてくるような気がします。自分の足と使って探し当てた物には愛着があります。すべてを見本帳から選ぶのではなく、実際に探す、そして見る。家ってそんな楽しみが積み重なったものだと思うのです。こんな楽しみは一生に一回だけなのですから。

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