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#045 人が心地よく暮らせるということ T様邸(岐阜県高山市)

依頼主は「本当に安らげて、ゆっくりと時間が流れる家」と、取材中、幾度か感想を語った。高山市郊外、中山丘陵で家族5人が暮らす新しい家は、飛騨の町家を彷彿させる太い梁が吹き抜けを支え、 藁色(わらいろ)の塗り壁と栗皮茶の落ちついた木部が、 ゆったりとした大人の暮しを彩っている。細部に目をむければ、家人の労力を軽減する収納スペースや動線計画が功を奏し、依頼主と建築家が求めた「いい家」への回答が随所に見えてくる。家族構成を伺いながら、チェックリストを消していくような打ち合わせからは 決して生まれない家。 その決め手はどこにあるのだろうか?

【インタビュアー/馳 純】


#045 人が心地よく暮らせるということ T様邸(岐阜県高山市)

新築しようとしたきっかけは。

希望に合う土地を手に入れること。建築費のめどが付いたこと。最後は「家を建てるんだ」という夫婦のモチベーションでしょうか。この3つが揃わないと、何千万円という買物はできません。私の場合は新築への巡り合わせが悪くて、4年間は見学会巡りでした。校区を変えない、環境は静かでゆったりとしているところ、といった条件にあった土地がようやく購入できたこと。それが新築への大きな足がかりとなりました。

シードックホームへ決めるまでの経緯と決め手は?

10棟以上は見たでしょうか。どこへ行っても印象に残るような見学会がなくて、半ばあきらめていた頃、シードックさんの見学会に。施主に媚びない担当の方の意見が印象的でした。「人が心地よく暮らすこと」について、一生懸命考えている会社なんだと思ったわけです。見学会への熱も醒めやらぬうちに、シードックさんから資金計画についての相談会の連絡をもらいました。専門の方と相談した結果、希望する返済計画にメドがつき、夢が現実にぐっと近づきました。地方公務員とはいえもう50歳。長期の返済は無理だと半ば新築をあきらめていましたから、資金計画の相談はとてもありがたかったですね。

工事中のスタッフや職人たちの印象について。

シードックホームさんには「着工式」というセレモニーがあるんですが、ここで担当の職人さん全員と顔合わせをしました。シードックホームさんから「挨拶をお願いします」と言われて、職人さんの前で何を話していいやら。じゃ家に対する私の思いを伝えようと。みなさん、真剣に聞いてくれましたよ。ああいう形で、全職人さんと顔合わせをするということは大事ですね。工事が始まるとなかなか現場へは顔を出せませんでしたが、家内は頻繁に出入りしてました。「今日は暑いから何をおやつに持っていこうか?」と言いながら、日々変わっていく家を見るのは、とっても新鮮だったんでしょうね。どの方も気さくでしたから、家内も頻繁に現場への出入りができたんでしょう。

工事が完成して気に入っているところ。

お子さんのひとことから生まれたアイデアから生まれた坪庭は、古き日本の良さを再認識するだけでなく窓が切り取る四季折々の自然を和室・リビング・キッチンの三面から楽しめる、新しい感覚の空間づくりへと発展した。こちらの思惑どおり、ご主人のお気に入りも坪庭で一致した。
息子が「四季折々に楽しめる木々が庭にあったらいい」と言いだしたことがきっかけでした。今日、初めて坪庭を見たのですが思ったより広くていいですね。雪見障子のある和室から、キッチンから、そしてリビングからと、見るところどころで坪庭の印象が変わる。楽しむ空間づくりに時間を費やしたことが、今思えばよかったですね。

工事の仕上がりと価格のバランス。

建て売り住宅と較べ、オーダーメイドは依頼主の体型に合わせて作った服と同じですから、ほかの人が着るのは難しいわけです。とはいえ、この家が時代の最先端をいく家なのかといえば、そうではなく、普段着のように愛される普遍性を持っていると思っています。私たちは特別、変わったことをリクエストしたのではなく、格好いい言い方をすれば、「日本の家のいいところと、暮らす上での機能性。さらには遊び心」でした。これらをうまくジョイントさせ、形にしてくれたシードックホームの仕事ぶりを考えれば、バランスはとれています。

これから新築を考えている方へ。

価値観の違う人と一緒に家を考えるのは、やはり難しいです。担当の嶋田さんとは何回も擦り合わせをしながら、互いの思いを確認し合いました。嶋田さんには色々とがんばってもらいました。これから新築を、という人は長い間忘れていた希望をぜひとも思い出してもらい、建築家の人へちゃんと伝えてほしいと思います。

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